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岡田 昌彦

加工商品部長

1996年入社

入社後、4年目から現在までバイヤーとして歩み続ける。
日本国内だけでなく、世界各地のまだ日本で販売されていない新しい商品を求めて年に何度も海外へ赴く。

神澤 美樹

加工商品部
アシスタントバイヤー

2012年入社

グロッサリー部門に配属後、入社3年目で新店の部門長に抜擢。
現在は、加工商品部 アシスタントバイヤーとしてドライグッズやシーズニングを主に担当している。

小林 奈央

水産商品部
アシスタントバイヤー

2009年入社

水産部門に配属後、女性初の水産部門長の経験を経て、水産商品部バイヤーを担当する。
様々なメーカー様と連携しながら新商品開発に取り組んでいる。

辻田 晴紀

デリカ・ベーカリー商品部長

2004年入社

入社後、店舗勤務、SVを経て、デリカ・ベーカリー商品部長として活躍。
現在は、部門を横断した商品開発のプロジェクトリーダーとしてプロジェクトの若手メンバーを牽引している。

※役職は取材当時

岡田 昌彦

加工商品部長

1996年入社

入社後、4年目から現在までバイヤーとして歩み続ける。
日本国内だけでなく、世界各地のまだ日本で販売されていない新しい商品を求めて年に何度も海外へ赴く。

神澤 美樹

加工商品部
アシスタントバイヤー

2012年入社

グロッサリー部門に配属後、入社3年目で新店の部門長に抜擢。
現在は、加工商品部 アシスタントバイヤーとしてドライグッズやシーズニングを主に担当している。

小林 奈央

水産商品部
アシスタントバイヤー

2009年入社

水産部門に配属後、女性初の水産部門長の経験を経て、水産商品部バイヤーを担当する。
様々なメーカー様と連携しながら新商品開発に取り組んでいる。

辻田 晴紀

デリカ・ベーカリー商品部長

2004年入社

入社後、店舗勤務、SVを経て、デリカ・ベーカリー商品部長として活躍。
現在は、部門を横断した商品開発のプロジェクトリーダーとしてプロジェクトの若手メンバーを牽引している。

※役職は取材当時

阪急オアシスが2009年から進化させてきた「高質食品専門館」。その「高質食品専門館」の3つのコンセプトの1つ「専門性」。その中心を担うのが商品部に所属するバイヤー。このコーナーでは、酸いも甘いも知り尽くした商品部長と最前線で活躍している若手バイヤーが集い、阪急オアシスのバイヤーのリアルな姿を語ります。

Q. 商品を仕入れるだけじゃない! 阪急オアシスのバイヤーの真の姿とは!?

これから小売業を目指す学生が一番気になることは、バイヤーの仕事の中身だと思うんだけど…。

水産商品部に所属している私は、並行して辻田部長が率いる部門横断型プロジェクトにも参加しています。

「小林さんと進めているプロジェクトは、阪急オアシスが掲げるキーワードのひとつ「専門性」の中核を成す阪急オアシス独自の商品を「創る」プロジェクトです。会社や部門の垣根を超えて様々な方々と触れ合う機会があるから、小林さんにとっても刺激になっているんじゃない?

はい、もちろんです。何もないところから商品を作っていくために、人口動態や世帯年収などを踏まえて商品コンセプトを考えることは普段の業務ではあまりないので、とてもいい経験になっています。ほかにも、これまでは新しい商品を考える際はトレンドを意識しがちでしたが、メーカー様とのタイアップを経験することで、「健康」をキーワードにした商品づくりを意識するようになるなど、プロジェクトでの経験が日々の仕事のスキルアップにもつながっています。

小林さんと同じように、私もバイヤーの仕事を通して感じたことが自分の成長を加速させてくれる実感がありますね。昨年末に、メーカー様とコラボしてお餅を作ったんですが、その一環で生産者様のところにお伺いして、農作業を体験させていただいたんです。一緒に作業をさせていただくことで、生産者様の苦労や商品に対する想いを垣間見ることができたのは、とてもいい経験になりました。今は、インターネットなどでいろいろな情報が仕入れられますが、実際に足を運んで、見て、聞いて、感じることでしか得られない情報の大切さを改めて実感できました。

Q. 阪急オアシスのバイヤーは食べることも仕事のうち!?

阪急オアシスは「専門性」に力を入れていることもあり、商品を「創る」「探す」どちらにせよ、独自の色を出せる商品には時間もコストも労力も厭わないよね。そういった環境は、若手バイヤーにとってどうなのかな?

理想的な環境ですね。私は、商品を「探す」ことが中心の部門なので、自分のアンテナを高くする動きは日々の業務と並行して行わないといけません。だから、仕事の合間には、雑貨店やドラッグストアなどを巡って、人気商品やトレンドを欠かさずにチェックするようにしています。

それって仕事よりも自分の趣味の方が強いような気がするけど…。

興味はありますけど、もちろん仕事の一環です(笑)。人が集まるところに何があるのかをチェックするのもバイヤーの仕事じゃないかと思うんですよ。ね!? 小林さん。

私も辻田部長から「何がおいしいのかわからないと阪急オアシスのバイヤーは務まらない」と言われているんで、日々SNSや雑誌などでトレンドのグルメなどは欠かさずにチェックしていますよ。

それも仕事じゃないような…。確かに「気になる商品や食材があったら、とりあえず食べに行け」とは口酸っぱく言ってるけど…。

はい! だから、「私の仕事は食べること!」だと思っています(笑)。

確かに、スーパーマーケットのバイヤーは「食べる」ことが仕事みたいな職種だけど、プレゼン時期の試食ラッシュは、正直ツライですね。

世の中に出る前の新商品をいち早く食べられるのはうれしいけど、私は所属している部門の特性上、朝から晩まで揚げ物を食べることもしばしば。だから、「もう揚げ物イヤ!」って思うときはありますね(笑)。

Q. 店舗経験はバイヤーの必須条件?

二人とも店舗勤務を経てバイヤーになったけど、どうだった?

本社勤務になった当初は、かなり戸惑いましたね。店舗勤務のころは、仕入れたものを売り切ることに必死でしたが、本社勤務になった途端、「新しい商品を作って」と言われて…。「売る」から「創る」ことへの頭の切り替えがなかなかできませんでしたね。

私もそういう経験ありますよ。店舗にいたころは、バイヤーは担当分野をすべて知り尽くしたプロ集団!というイメージがあったんです。その中に入れていただいたのはいいけど、「私で務まるのかな…」という思いは今も根強くあります。

店舗と本社だと、仕事内容が全然違うからね。だけど、店舗を知っているからこそメリットになっていることもあるんじゃない?

私は、店舗で働いていたころから「自分がバイヤーだったらこうするかな」って考えていたこともあり、今はそのときに考えていたアイデアを実践している真っ最中です。現場の最前線を知っているからこそ、お客様目線に立った商品を売場に並べられることができるんじゃないかと思いますね。

確かに、バイヤーになってしまうとお客様と直に触れ合う機会はほぼありませんが、店舗勤務のころにお客様に言われた一言って意外と覚えていますし、アイデアに煮詰まったら、気心の知れた部門長にお客様のご意見をよく聞きに行くことで、ひらめきのきっかけになることもありますよ。

若いって柔軟ですね、岡田部長。私たちが第一線のころは、店舗とバイヤーはぶつかってばかりでしたよね。

確かに(笑)。阪急オアシス自体、時代と共に変わっているから、従来とは違う新しいタイプのバイヤーの必要性を痛感するよね。そういったバイヤー像を作り上げるのは僕たちのような従来型のバイヤーじゃなくて、彼女たちのような若いバイヤーなんでしょうね。

Q. 若手が語る阪急オアシスのバイヤーの魅力とは!?

岡田部長がおっしゃっていたように、阪急オアシス自体が過渡期にある以上、今と未来の両方を追わないといけない現場は大変だと思うけど、2人にとってバイヤーという職種の魅力ってどこにあるの?

世に知られていない商品を発掘し、お客様に届けられることですね。商品を探す範囲も国内だけに限らず、阪急オアシスらしい商品があるなら、海外にだって行かせてもらえる。それってバイヤー冥利につきますね。

私のミッションは、阪急オアシス独自の商品を「創る」こと。そのためには、今進めているプロジェクトのように部門や会社を超えて協働することも可能です。自分次第で可能性を無限に広げられるのが魅力ですね。そのための道も、会社やこれまでの先輩バイヤーたちが切り拓いてくれています。私たちはその道の先にある商品をいち早く見つけて、世に送りだすだけ。それを実現するためにとにかくもがくだけです。

二人から心強い言葉も聞けたことですし、小林さんと神澤さんの今後の活躍を楽しみにしています。

はい、期待していてください!

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